京都の干菓子、北陸の米菓子
干菓子は、京都が発祥の地として全国的に認められているだけに、茶に使用される各種の干菓子は京都が第一です。
しかし、米粉を材料とするものにおいては、現在北陸方面のものが優秀とされます。
有平・生砂糖細工はまったく京都独特のもののようです。
これはティーバッグのお茶ともよく合いますよね。
これを技巧的に製する者は非常に少なく、誰でもできるというものではありません。
また打物などに使用する砂糖も、和三盆糖を使ったものは風味格別で、精糖類を使用したものとは比較になりません。
最近、和三盆系を若い方たちは好まないようになってきているようです。
落雁系のもの、片栗粉、有平、煎餅類、生砂糖もの、焼ものなど数多くにわたる干菓子を、その季節と趣向によって、亭主が取合わせするのも心入れの一つです。
干菓子は乾燥菓子のことをいっており、惣菓子ともいわれ、会記にも見ることができます。